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2010~2012プロアドベンチャーレースチームTeam EASTWINDメンバー(トレーニング生)として活動、2012年9月選手引退。 アウトドアライフ・スポーツの様々な楽しみ方、大会・イベント情報、和木香織利の私生活(IN&OUTDOOR)日記。2013年6月11日、第一子の女の子を出産し新たな人生のステージが始まりました。
Ex-Adventure Racer of Team EASTWIND(2010-2012), officially retired as a racer in September 2012. Introducing ways to enjoy outdoor activities, race and event information, and my private indoor&outdoor daily life.

2011年9月6日火曜日

SPECIALIZEDジャパンのBG FITとライディングレッスン

エクステラを終え、その足でみなかみへ。

8/29-30、チームイーストウインドがSPECIALIZEDジャパンのBG FITとスペシャライズド契約アドバイザーの竹谷賢二さんからライディングスキルの指導を受けた。



以前から自分のMTBライディングに満足していなかったこと、無駄な力を使っていること、いくら「練習あるのみ!」と言っても何を目的に練習したら良いかさえも明確ではないことに長い間悩んでいた。

とりあえず「できるだけとにかく乗ってみよう。」
そう思い、自転車通勤で毎日40kmを漕いできた。
MTBが上手な仲間の協力を得て、トレイルでの練習も繰り返した。
楽しいのは勿論だけど、それよりもMTBに慣れてもっともっと上達したかった。

階段、段差、急勾配な上りや下りにも何度も挑戦して沢山有益なアドバイスを頂き大分乗れるようになった。

しかし・・・
なんか問題はもっと根底にある気がしてならなかった。

私が我武者羅に心拍MAXで漕いでるのに、速い選手は物凄く楽チンに漕いでいるように見えて且つ速い。動きに無駄が無く、しなやかだ。
アドベンチャーレースではMTBセクションがコース総距離の半分以上を占めることが多い。
彼らのように楽に速く漕ぐことが出来ればタイム短縮が出来て、他チームと大きく差を付けることが出来る。

ランニングも水泳も、他のどのスポーツでも共通して言えることは「如何に楽に、力を使わずに」行うことが大事だということだと思う。身体のバランス、「使い方」。
力任せに行うことも時には必要だが、耐久系のレースでそれを続けては潰れてしまうし使わなくても良い体力の無駄使い以外のなんでもない。

我武者羅に力任せに漕いでいる自分がどこか間違っていることだけは、少なからず自覚していた。

アドベンチャーレースでスピードアップを図るために、物凄く重要なMTB。
私は新人だし、言うまでもなくチームで一番出来が悪い。
自分自身MTBの基本的なスキルが身についていなかったし、メンバーたちももっと楽に速く漕げる方法があるのではと感じていた。
特にヨーキとクラッチは私をレース中に牽引する。
ただでさえその負担が大きいのだから、私がもっと速く漕げて、彼らも楽に漕げる方法があるなら絶対に習得すべきだと思っていた。

メンバーにプロのライダーからMTBライディングレッスンを受けてみるのはどうかと提案したところ、全員賛成してくれたのでWanpaku Dreamの活動を通して知り合った竹谷賢二さんへレッスンの依頼をした。竹谷さんは快く依頼を受けてくださりアドベンチャーレースについて簡単に説明しただけだったが、ご自身でレース環境を把握してくださり、アドベンチャーレースに適したソリューションを提案してくださった。

1)ザックという重量物を考慮した乗車姿勢の構築
SPECIALIZED BG FIT
2)適切なペダリングスキルの習得
3)オフロードでのバイクコントロール



正に、私たちが求めていたソリューション!


レッスン初日はメンバー全員が竹谷さんにスペシャライズドのBG FITを行なって頂いた。
田中さん、ヨーキ、クラッチはこれまで乗っていたMTBが自分の身体にどれほど合っていなかったかを思い知らされることに。


同時に、自分の身体に合ったバイクとフィッティングが実現できれば、どれだけ効率よく身体を使うことが出来るか実感できた。重いザックを背負った状態で、一番安定して楽に乗れるポジションを割り出して頂いた。 






ローラー台の上でペダリングの基礎を教えて頂き、全員黙々と自転車を漕いでいた。
ただ漕ぐのではなく、何を意識して、どんな感覚を得るべきで、何を習得するべきなのか明確だったのでメンバー皆集中していた。


BG FITとペダリング技術トレーニングは深夜過ぎまで及んだ・・・ 














翌日、続いてライディングレッスン。
ブレーキング、ターン、上り、下りという基本中の基本なことだがこれまた我々は全く出来ていなかった。駐車場にてこれらの基本テクニックを教えて頂き練習。


最後にオフロードで実践練習。
メンバー全員、自分のイイ位置を見つけてライディングすることに集中して実践。
これまでライディング中に何を意識して集中したら良いかすら知らずにただ漕いでいた。
ペダリングがこんなに奥深いとは・・・ 
知っていれば、どんなに楽に効率良く漕げることか!

BGFITでは理想的なライディングをするためにまず第一に改善しなくてはならないこと、自分に合ったポジショニングを実現。
そして竹谷さんの指導で楽に長くペダリングが出来る方法を知った。
理想的なライディングを得るための練習方法もしっかり教えていただいたので、後は反復練習をして体得するだけ。

今回、メンバー全員一緒にレッスンを受けて最も良かったのは、今後トレーニングやレースをする上で、どんなライディングをするべきか共通認識が出来たことだと思う。
お互いに出来ているか確認・指導し合いながら練習を積んでいける。

竹谷さんには頭が上がらないほどお世話になった二日間で、チームメンバー全員MTBに対する意識が大きくプラスに変わった。

スペシャライズドBGFITと竹谷さんには感謝の気持ちで一杯です!
竹谷さん、本当にどうもありがとうございました!

今後ともチームイーストウインドをどうぞよろしくお願い致します。


田中キャプテンと陽希の感想はEast Windのブログにて紹介しています。

4 件のコメント:

  1. 中林 幹雄2011年9月6日 22:40

     こんばんは。
     私はロードに乗っていますが、MTBって思ったより繊細な乗り物なんですね。
    ただひたすらペダリングして体でショック受け止めてって感じだと思ってましたけど、不安定な道を走る分、ロードより複雑です。動き方が3軸ですからね。

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  2. 中林様
    コメントありがとうございます。
    私は逆にあまりロードに乗らないのでなんとも言えないのですが・・・ ロードに乗ると、確かに「繊細だな」と感じますね。
    MTBはコントロールがとても難しいです。そしてあらゆる路面の状況判断。そして何よりも森を駆け抜ける爽快感がたまりません!!
    竹谷さんや上級者の走りを見ているとしなやかで見とれてしまうほどです。

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  3. 10月2日。
    竹谷さんお勧めのコース!
    ファンライド、ジンギスカップに行ってきます!

    29er が欲しくなりました!

    ゼッケン173より。(笑)

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  4. ゼッケン173様

    29er、オススメです。
    是非御宅にも一台! 笑

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